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8月30日 ワークショップのご報告

空の色には秋の気配が漂いつつも、暑さ極まる8月の終わり。東京都文京区の澤田写真館様(https:// 続きを読む

投稿者:T.I 投稿日時:3か月2025年9月19日前
染料

紅花について

「草木の色のものがたり―『あか』のお話し」、9月と10月のテーマは「紅花(べにばな)」です。 古くか 続きを読む

投稿者:T.I 投稿日時:3か月2025年9月18日前
染料

茜について

「草木の色のものがたり―『あか』のお話し」、7月と8月のテーマは「茜(あかね)」です。 色の名前とし 続きを読む

投稿者:T.I 投稿日時:4か月前
【2026年1月・2月ワークショップのご案内】 おいしい色の草木染め―カカオハスクを染める半日ワーク 【2026年1月・2月ワークショップのご案内】
おいしい色の草木染め―カカオハスクを染める半日ワークショップ

1月・2月のATELIER SOWワークショップは冬の特別編!
甘い香りの「カカオハスク」から色をいただきます。

カカオハスクとは、カカオ豆の種皮のこと。
チョコレートを作る際には取り除かれてしまう部分のため、チョコレート好きな方でも目にする機会はなかなか無いのではないでしょうか。
今回は、東京・神楽坂にて無添加の焼き菓子とカカオ豆から作るクラフトチョコレート/BEAN to BARチョコレートを手掛ける「RICO KAGURAZAKA」様(@rico_kagurazaka zaka )からご提供いただいたカカオハスクを染めます。

このカカオの故郷は台湾。
豊かな自然の中で化学肥料や殺虫剤、除草剤を一切使わず大切に育てられ、農家の利益も保証して仕入れられているサステナブルなカカオです。
また、現地での発酵などの品質管理も丁寧に行われており、種皮の色に黒ずみがなくきれいなのも特徴です。

このカカオハスクを炊き出すと、ココアを飲んでいるかのような甘くフルーティーな香りに包まれ、それだけでも至福のひと時を味わえます。
また、染まる色も優しく、どこか美味しそうな仕上がりに。
丁寧に育てられた植物からいただく色は、ご自分で身にまとうのにも、大切な方への贈り物にもぴったりです。

今回のワークショップでは、RICO KAGURAZAKA様のお菓子もお土産にお持ち帰りいただけます。
さらに、1月10日はスペシャル回!
特別ゲストとして、RICO KAGURAZAKA代表・パティシエの大貫理子様にお越しいただき、染料のカカオハスクについてご紹介いただきます。
カカオ生産からお菓子作りに至るまでの、真摯で丁寧なものづくりへの思いに触れながら染めをご体験ください。

人を思いながら丁寧に作られたものには、唯一無二の価値が宿ります。
バレンタインが近付き、人を思うことが増える季節。
大切な人の笑顔を浮かべながら、あるいはご自身へのねぎらいの気持ちを込めて、ものづくりのひと時をお楽しみください。

【RICO KAGURAZAKAについて】
東京・神楽坂にある「RICO KAGURAZAKA」は、自社で輸入した台湾産無農薬カカオと厳選した国産素材を用い、無添加で仕上げるクラフトチョコレートと焼菓子の専門店です。
素材本来の風味を引き出し、体にやさしく、贈り物としても喜ばれる菓子づくりを大切にしています。
チョコレートの国際品評会ICA/AOCでは2022年以降に金賞3点を含む多数の受賞歴を重ね、2025年には本場パリの「サロン・デュ・ショコラ・パリ」への2年連続出展も決定。
世界からも高く評価されています。

写真1枚目 撮影:RICO KAGURAZAKA

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お申込・詳細は以下のURLをコピーいただくか、プロフィールのリンクよりアクセスしてください。
https://260102cacaohusk.peatix.com

日時
2026年1月10日(土)、2月4日(水)、8日(日)
いずれの日程も、午前の回 10:00~12:00 / 午後の回 14:00~16:00

*1月10日は特別ゲストとしてRICO KAGURAZAKA代表・パティシエの大貫理子様に会場にお越しいただきます。

定員
各回6名(先着順)

会場
澤田写真館(東京都文京区本駒込4-39-9)

参加費
¥12,100(税込・材料費込・お土産お菓子付き)
*当日、会場で現金にてお支払いください

#草木染めワークショップ 
#カカオハスク 
#バレンタイン
#文京区イベント
お染めの記録。 ご縁あっていただいたカカオハスク(カカオの種皮)を試し染め。 炊き出しの間も染めて お染めの記録。

ご縁あっていただいたカカオハスク(カカオの種皮)を試し染め。
炊き出しの間も染めている間もカカオの甘くフルーティーな香りが部屋中に広がり、とても幸せな染め時間となりました。
染め上がりの色も、柔らかくどこか美味しそうな感じに…🍫

こちらのカカオの故郷は台湾。
化学肥料や殺虫剤、除草剤を一切使用せず、農家さんの利益を保証した価格で仕入れるという持続可能な取り組みで生産されているのだそうです。
このカカオから作られたチョコレートも頂いたのですが、「チョコってこんなにフルーティーなの!?」と驚く美味しさ!
カカオの質の良さや個性がそのまま活かされている、爽やかな味わいでした。

2026年の1月・2月には、このカカオハスクで草木染めのワークショップを開催する予定です!
詳細の公開まで、今しばらくお待ちいただけますと幸いです。

#草木染め 
#カカオ 
#カカオハスク
ワークショップのご報告。 9月・10月の「あか」の染めは紅花がテーマでした。 やっと過ごしやすくな ワークショップのご報告。

9月・10月の「あか」の染めは紅花がテーマでした。
やっと過ごしやすくなってきたかと思えば大雨予報というぐずついた空模様でしたが、そんな中染めた紅花の色は、鉛色の雲とのコントラストでひときわ明るく輝いていたように思います。
ご多用の中ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

一汐ごとに、柔らかな薄紅から生き生きとしたピンクへ変化していく紅花の色。
ストールを染める皆様の手元を見守りながら、なんて清らかな色なのだろうかと改めて驚きました。
どこか宙に浮いているかのような、天上から射す光のような……
唯一無二の、紅花にしか出せない色彩です。
このピンクを幾度も重ね染めした紅色も、やはり他の染料では出せない独特の輝きを持つ「あか」となります。
高価で手間がかかり、(他の染料に比べれば)退色しやすい紅花ですが、その魅力に心奪われた古人の気持ちがよく分かります。

ワークショップ中には、会場の澤田写真館さん(@sawada_rental_studio )のご厚意で、紅花を使った口紅(いわゆる「小町紅」)も見せていただきました。
高価な紅花をふんだんに使用した小町紅は、江戸の女性憧れの化粧品だったそう。
特に、紅を塗り重ねて緑色に発色させる「笹紅」という化粧法は、その玉虫色の輝きの美しさから短期間ではあるものの大流行したそうです。
見せていただいた小町紅も、お猪口に塗り重ねられた紅が緑に発色しており、まるで宝石のような美しさでした。
様々な角度から紅花の「あか」の魅力に触れる、そんなワークショップとなりました。

「あか」をめぐる草木染めワークショップはいよいよ最後の染料へ。
11月8日(土)、12月13日(土)は「蘇芳(すおう)」を染めます。
茜があたたかな「あか」、紅花が清らかな「あか」とすれば、蘇芳は燃えるような「あか」。
深く情熱的な蘇芳の色をぜひご体験ください。
ワークショップのお申込・詳細は下記URLをコピー&ペーストいただくか、プロフィールのリンクからもご覧いただけます。
https://20250712red.peatix.com

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ワークショップのご報告。 空の色には秋の気配が漂いつつも、暑さ極まる8月の終わり。 東京都文京区の ワークショップのご報告。

空の色には秋の気配が漂いつつも、暑さ極まる8月の終わり。
東京都文京区の澤田写真館様(@sawada_rental_studio )にて、半日の草木染めワークショップを開催いたしました。

「あか」をテーマに様々な植物を染めるシリーズ、この日は茜の回。
都心は37°C(!)になろうかという酷暑の中、お集まりいただいた皆様には感謝しかありません!!
改めて、ご参加いただき誠にありがとうございました。

今回ご参加くださった皆様は草木染めの経験者でしたが、茜は初めてとのこと。
サンプルとして展示している染料を触ったり、嗅いでみたり、まずは五感を通じて植物を体験していただきました。
その後は「あか」について皆様のイメージを伺い、茜の簡単な解説も交えながら、実際に色を染めていただきました。

空気にさらす、染液の温度を熱くする、媒染する、重ねて染める……
各工程の一瞬ごとに変わっていく茜の「あか」。
皆様の生き生きとした歓声やご感想を伺いながら、そばで見守る私も一緒に喜んだり驚いたり……
色が染まっていく過程は何度見ても心が躍ります。
仕上げの水洗い後に皆様の作品を見比べてみるとわずかに色味が異なり、改めて、植物の個性・素材の個性・人の個性が重なるところに色が生まれるのだということを感じました。

最後にちょっとしたおまけとして、日本茜のサンプルもご覧いただきました。
ざらざらの茎や葉を触っていただきながら、野山での探し方や見分け方についてもご紹介。
今ではなかなか採取困難な植物となってしまいましたが、いつか沢山染められる日が来たらなぁと思います。

秋の染色ワークショップは、9月27日(土)、10月4日(土)の開催です。
テーマは「紅花」。
明るく可愛らしい「あか」……というよりピンクがいただけます。
連続でご参加の方は重ね染めも可能ですので、この機会にぜひどうぞ!
「あか」を巡る旅は、12月まで続きます。

ワークショップのお申込・詳細は下記URLをコピー&ペーストしていただくか、プロフィールのリンクからもご覧いただけます。
https://20250712red.peatix.com

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お染めの記録と日記。 和歌山県・高野山にて、染色の合宿に参加してきました。 三泊四日、お染め三昧の お染めの記録と日記。

和歌山県・高野山にて、染色の合宿に参加してきました。
三泊四日、お染め三昧の日々。
高野山に訪れるのは実に7年ぶりでしたが、きりりと清浄な空気は相変わらず。
最近はお山も暑くなってきて……と宿坊の方はおっしゃるものの、下界とは比べ物にならない涼しさの中、志を同じくする方々と共に楽しい学びの時を過ごしました。

染めている間考えていたのは、どうしたら色が生き生きと輝くのだろうということ。
同じ染料を同じ糸に染めても、師と私とでは明らかにきらめきが違う。
どうにか美しい色を染めたいと、アドバイスをいただいたり、自分でも試行錯誤をしたり……
じたばたしながら、少し何かを掴めたような気がします。

合宿中は宿坊にお世話になり、朝の勤行や奥之院での生身供にも参加しました。
旅の道中では、京都在住時に何かとお詣りをしていた蚕ノ社をはじめ、慈尊院や丹生都比売神社にも参拝したりと、ほんの数日の間になんだか俄信心が起こったかのよう。
染めている間の心持ちもいつもと異なったように思います。

祈る、とか、捧げる、とか、お力を借りる、とか。
それは具対的な神仏にというよりはもっと根源的な何かに対してという感覚なのですが、そんな言葉が時々ふと頭をよぎりました。
未だにお大師様が生きていらして私たちを見守っていてくださる、そんな信仰がある高野山という場所の力もあったのでしょうか。
不信心者の私にしては珍しいことで、我ながら自身の心の動きに驚きました。

この合宿で学んだことや感じたことを活かしていけるかは、今後の過ごし方次第。
日常に戻ればあっという間に忘れて元通りになってしまうのかもしれませんが、迷った時には高野山で染めた糸を見て、改めて染めの感覚と心持ちを振り返ろうと思います。
行ったり戻ったりしながら、少しずつ。

写真1枚目、右から高野山の朴、高野槙、黄蘗、紫根(貴重な滋賀県産!)、インド茜、黄蘗×泥藍。
インド茜はキラキラ感が出てくれました。写真だと色味が強く出すぎていますが…
3、4枚目は宿坊の美しいお庭と見上げた空。
5枚目は丹生都比売神社の神犬のおみくじ。白犬と黒犬がありましたが、どこか我が家の猫に似ているこの子をお連れしました。

#草木染め
#絹糸 
#紬糸 
#高野山 
#日記
製作の記録。 春っぽい格子模様。 経糸のコントラストが思ったよりも優しくなってしまい、明るさが強い 製作の記録。

春っぽい格子模様。
経糸のコントラストが思ったよりも優しくなってしまい、明るさが強い場所だと、真ん中の薄緑がほぼ白に見えてしまう。
「やり過ぎくらいが丁度いい」とかつて聞いたことがあり、その時はなるほどなーと思ったものの…活かせていないなぁ。

小物にできたらと思って作成したけれど、まだ加工していない。
何にしようか。

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#手織り 
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